ミスター赤ヘル。

　もうミスターは浩二じゃないよ。謙二郎ですよ。本格的カープファンになるきっかけを作ってくれた選手（最初のきっかけは、長冨浩志*1）。俊足、巧打、長打力も兼ね備えたバッティング、華麗な？守備。内野の深いところから一塁への叩きつける送球、あれは誰にも真似できない。そしてヘッドスライディング。彼は全てにおいて現役トップレベル、でした。いつの間にか石井琢、松井稼などにNo.1ショートの座を追われたが、今でも（私にとっての）最高のショート（全球団）は野村謙二郎であり、今後野村を超える選手は現われないであろう。いや、超えるどころか肩を並べることすら不可能である。チームリーダーということばが似合う男。1500本くらいからケガで足踏みをしてしまったが、達成できてよかった。ケガの影響から、本来のバッティングとは程遠いが今後も1本1本積み重ねて欲しい。もうすぐ引退でしょうが、見に行きたいですね。涙なくして見れないでしょうが。引退試合は是非1番ショートで。
サンスポに掲載されていた主な人のコメント
前田「けがに対しての恐怖は、僕も野村さんも同じだと思う。けがをしてから常にその恐怖と戦いながらのシーズンを送ってこられたと思う。その中で達成した大記録に、敬意を表したい。まだまだたくさんのことを勉強させてほしい。」野村・緒方・前田の虚弱三兄弟の長男の記録達成を喜んでいるようですな。
古田「　全日本で一緒にプレーし、打てて、守れて、走れるすごい選手で衝撃を受けた。これからもアグレッシブさを忘れないで、広島のために、プロ野球のために活躍してほしい。」よくわかっている。
金本「（広島時代は）出始めのころからあの人のそばでやってきた。ジムも一緒。守りにしても打つ技術にしても衰えていない。故障さえなければまだまだやれると思う。」守りと打つ方は健在だが、足は衰えた。と取れなくもない。故障さえなければ。アンタと違って野村は繊細やねん。

*1:ランナーがいないときはいいピッチングするのに、ランナーが出ると途端に泣きそうな顔して打たれだすどうしようもない投手