//www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041127AT1F2700427112004.html">郵政民営化の地方キャラバン、札幌でスタート: やはり、過疎の郵便局を心配する声が相次いだ模様。どうすれば過疎地域の郵便局が保たれるんでしょう。NEさん。

 竹中平蔵郵政民営化担当相は27日、全国各地の有識者らと意見交換する「郵政民営化TVキャラバン」を札幌市でスタートさせた。この日は同市内の地元テレビ局で討論番組を収録。参加した地元有識者からは「民営化で過疎地の郵便局が廃止されるなど、サービスが低下しないか」と懸念する声が相次いだ。
 キャラバンでは全国各地のテレビ局を訪ね、地元有識者らとの討論会を開く。年内に20都道府県を巡回する方針だ。
 この日の討論では北海道町村会の北良治副会長が「民営化で地域に密着した郵便局のサービスが後退しないか心配」と主張。地元アンケートでも、民営化反対の理由のトップは「地方郵便局の切り捨てなどサービス低下」だった。
 これに対し、竹中氏は「民営化の基本方針でも郵便局の配置では過疎地に十分配慮するよう明記した」と説明。民営化で郵便局窓口で扱う商品が増え、サービスも向上すると強調した。