慣用句の誤用。そして何気に高齢者に浸透

 なんの話かっていうと、「姑息」な、とか「憮然」とか旧来の意味と勘違いして使ってるみたいです。
 「姑息」:卑怯とかそんな意味で使うと思ってました。しかし、本来の意味って『その場しのぎ』らしいです。へぇ〜知らなんだ。
 「憮然」怒ってる、腹を立てるとかではなく、『失望してぼんやりとしている様子』。全然違うじゃん。
 他にも、「さわり」とか他にもいろいろ。ここで興味を持つのは、誰が最初に勘違い?したのか。本来の意味をきちんと使い続けていれば、勘違いしている人が70%を超えるなんてことが起こるとは考えにくい。誰か勘違いして使って、それが広まったと考えるのが妥当?かな、と。最初に勘違いした人は結構影響力のある人だったのか?とかいろいろ考えてみたり。まぁ、時代が変わるごとに言葉も代わっていっていいと思います。これまでもそうでしたし。
 「何気に」が老人の間で徐々に浸透しているらしいですね。